わたし平田賢一がどんな人間なのか、ちょっと、聞いていただけませんか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐突ですが、わたし平田、趣味は、遺跡散策です。

地元の史跡や遺跡を巡ることを楽しんでいます。

同じ趣味を持つ仲間で「御領の古代ロマンをよみがえらせる会」

と言う会を作って活動もしています。

古墳を新発見して、中国新聞や毎日新聞に

掲載されたここともあるんですよ。

 

さて、わたし平田の実家は、神辺町です。私が3歳の頃、

今も両親が暮らすその家は、築34年。両親は神辺町に家を買いました。

両親は一度その家を増築しています。私が小学生の頃です。

 

増築をしてくれたのは、家を建てた業者ではなく、

個人の大工さんだったのですが、

その大工さんがいうのには、我が家は、あまり施工が

よくないというのです。

まだ小さい私には、よくわからなかったのですが、

壁の断熱材がないとか、いろいろ欠陥があったようなのです。

とにかく、両親のがっかりした顔を、よく覚えています。

 

その増築では、4帖半の部屋を6帖にして、さらに、もうひとつ6帖間をつくりました。

子どもの目から見ても、増築した部屋だけが、立派で、いいつくりだと感じました。

同時に、正直にちゃんと家をつくっている大工さんと、

そうでないずるい大工さんがいるんだ、ということを知って、ショックを受けました。

 

だからといって、それをきっかけに、建築業に興味を持ったわけではなく、

とくに目標をもたないまま、普通科の高校へいき、大学は経営学部を卒業しました。

就職したのは府中で、建材を製造・販売する会社です。

そこで、建材の営業をしながら建築業に関わっているうち、

どうしても建築の仕事そのものをしたくなって、思い切って転職しました。

 

建築の学校にも行っていない、経験もないので、就職活動は大変でしたが、

わたしの回り道の経歴を気に入って、現場監督として雇ってくれる会社が見つかりました。

 

こうして、私の建築人生がはじまったのです。

 

住宅の新築・増改築の現場管理が、私の新しい仕事になりました。

住宅の仕事をするにあたり、自分自身に誓ったことがあります。

 

それは小学生の時、強く感じたこと。

ちゃんとした家をつくれないような現場監督にはならないぞ!

ほんとうにいい家をつくる現場監督になるぞ!!

ということです。

 

それから、働きながら勉強をして、

2級建築士の資格を取得しました。

 

現場監督の仕事は、思っていた以上にやりがいがありました。

 

お客様の大切な財産づくりのお手伝いをしているという誇り。

自分の指示のもとに、たくさんの人が仕事をして、家ができあがるという責任感。

自分の仕事でお客様が喜んでくださり、

それがいい家という“かたち”として残っていくという達成感。

日々、自分自身も向上しているという喜び。

 

転職をして、

まさに、天職に就くことができました。

 

現場監督として12年、ベテランになってきた34歳の時、

あしな台に土地を買い、マイホームを建てました。

家を建てたころの家族写真          あしな台の自宅

 

実は、わたし平田は、現場監督をしながら、

おかしいなぁと感じていたことがありました。

 

≪現場監督をしていて感じた違和感≫

それは、建築の知識が乏しい住宅営業マンが多すぎる、

ということです。

 

例えば・・・

家の構造について、少しは勉強しているが、理解しきれていない営業マン。

しかも、少し勉強しているだけにわかったつもりでいます。

 

実は、これ、とても「怖いこと」です。

なぜなら、住宅業界では、間取りを提案するのは、営業マンだからです。

 

最近は、LDKを広くとる傾向が多いのですが、

構造を熟知していないと、危険な間取りになってしまう可能性があるのです。

 

柱や壁の直下率の低い間取り、は、2階の床の不陸の原因になります。

カンタンにいいますと、

1階のリビングを広くするために、極端に柱を少なくした結果、

地震などの災害によっては、2階が崩落する原因になりかねない、ということです。

 

そして、そのようなコワイ間取りがまかりとおっているのが現実です。

 

かつて、現場の立場から営業マンに改善を求めても、

「どうにか納めてほしい」「今さらお客さんに言えない」などといって

聞き入れてもらえないこともありました。

 

わたし平田は、

建築士の資格を持っていない人は、住宅営業をするべきでないと強く感じています。

 

≪マイホームを建てて感じた違和感≫

わたし平田自身がマイホームを建てて感じたこと。

 

それは、お施主様の気持ちがわかる営業マンが少ない、ということです。

 

例えば・・・

自分自身は実家や賃貸に住んでいて、住宅ローンの返済をした経験がないのに、

「返済率も低いですし、全く問題ないです!」

「皆さんこれくらい払っていますよ!」などと、

資金計画について語る営業マン。

 

自分は厨房に立ったこともないのに、

「このキッチンはオープンスタイルなので明るくて気持ちがいい、お料理もはかどりますよ」

とキッチンを語る営業マン。

 

独身で家族もいないのに、

「この設計はリビング階段ですから、お子さんと自然とコミュニケーションがとれて、

非行に走ることもないですよ!」

と子育てを語る営業マン。

 

本などから得た知識をもとにお話をするのでしょうが、

わたしには、とても、そういったことばの数々が、軽いものに感じられます。

 

わたし平田がマイホームを建てた時、

わたしは建物についてはプロですが、

資金計画については、まったく、未知の世界でした。

 

資金計画を甘く考えて、少々無理のあるローンを組んでしまい、

結局、家電や家具に予算が回らなくなってしまったんですね。

必要最低限のものはそろっていますが

結局、家電や家具、エクステリアに予算が回らなくなってしまったんですね。

今でも、エクステリアは自分で植栽した樹が数本あるだけで、

カーポートなどが無く少し寂しい感じです。

実は、当時働いていた会社の営業マンに相談して立てた資金計画でした。

 

自分にも責任があるので、営業マンに文句は言いませんが、

いつもこんな調子で、お客様の資金計画も立てているのかな、と心配になりました。

 

こうして、

○現場監督としての知識

○マイホームを建てたときの失敗の経験 から、

わたし平田は、

現場の立場から見た、そして、施主の立場から感じた「住宅営業のあるべき姿」を考えました。

 

そして、

 

私は皆様が安心して住まいづくりのことを相談できる知識と経験を持ち、

そして家を建てるお施主さまの気持ちがわかるアドバイザーになりたい。

という強い想いを持ったわけです。

現場監督を経験したあと、設計の部署も経験しました。

安全で使い勝手が良いだけでなく、カッコいいデザインのお家に仕上がるよう、勉強もしました。

 

 

わたし平田は、皆様が安心して住まいづくりのことを相談できる知識と経験をもち、

そして 家を建てる施主の気持ちがわかるアドバイザーでありたいと常に考えています。

昔から「家は3回建てて、初めて納得のゆくものが出来る」とよく言われます。

しかしそんな贅沢なことが出来るのはごく一部の限られた人だけです。

ほとんどの人にとって 一回限りの住まいづくり。いつもその重圧に押しつぶされそうになりながらも、私はこの仕事が大好きです。

なぜでしょうか?

 

やっぱりお引渡しの時のお客様の喜ぶ顔、最高の笑顔を見るのが楽しみだからです。そして「いい家を建ててくれてありがとう。」

というお言葉をいただくのが嬉しいからです。

 

わたし平田は、基本的に、現場の人間です。ですから、営業やトークはへたくそです。

得意なのは、地震に強い家づくり、現場の知識です。

長々と申し訳ありませんでしたが、

わたし平田は、このような人間です。

取り急ぎごあいさつまで。

 

追伸

ご心配なこと、ご不安なことがあれば、わたくし平田までどうぞご遠慮なくご連絡下さい。

本当に「安心できるいい家を無理のない価格で建てたい」と真剣にお考えの方には、

わたしの持っている知識・経験・技術を駆使して全力でお手伝いします。

 

また、お会いできる機会を心より楽しみにしています。