朝を設計した一杯。ラーメンハウスの朝ラーメン
今朝は福山市千田町のラーメンハウスで朝ラーメンをいただきました。
注文したのは、朝限定の魚介しょうゆラーメン。
真っ黒な醤油スープに、たっぷりのレタス、半熟目玉焼き、海苔、ねぎが彩りよく盛り付けられています。

一口スープを飲むと、まず感じるのは「やさしさ」。
魚介系というと、煮干しや魚粉の香りが強く前面に出るものも多いですが、この一杯は違いました。
魚介の香りを主張するのではなく、旨味だけを丁寧に引き出したような味わい。
朝でもすっと身体に入ってくる、軽やかなスープです。
麺は北海道産小麦を使用し、素材にもこだわっているそうです。
店主にお話を伺うと、この醤油ラーメンは一度研究したものの、納得できず商品化を見送ったことがあったそう。
そして今提供している朝ラーメンは、「朝に食べる文化をもっと広めたい」という思いから生まれた一杯とのことでした。
喫茶店のモーニングのように、「今日は朝ラーにしよう。」
そんな選択肢が地域に根付いてほしい。
その考えが、このラーメンのやさしい味につながっているように感じました。
普段は寡黙な印象だった店主ですが、この日はたまたま私一人だったこともあり、朝ラーメンへの想いや開発の裏話をたくさん聞かせてくださいました。
料理はもちろん美味しかったのですが、その背景を知ることで、一杯のラーメンがさらに印象深いものになりました。
「朝だからこそ食べたい。」
そんな一杯に出会えた、気持ちの良い日曜日の朝でした。
※福山市千田町にあるラーメンハウスを訪問しました。(2026年6月)


